美味しいラーメンの作り方
0章 自宅で本格的かつ「本当に美味しいラーメン」を作るための、基本の醤油ラーメンのレシピをご紹介します。 ラーメン作りは「スープ」「チャーシュー・味付け玉子(具材)」「タレ(かえし)」「香味油」をそれぞれ準備し、最後に器の中で合流させるのが鉄則です。少し工程は多いですが、一手間かけるだけでお店の味に化けます。
1章 スープ
1.スープ(清湯・ちんたん)の材料と作り方
濁らせず、 旨味だけを抽出した澄んだスープを作ります。
2.材料(約4〜5人分)
・ 鶏ガラ:1羽分(または手羽先・手羽元:500g)
・ 豚背骨または豚バラ肉塊:300g(チャーシュー用のお肉をこ こで一緒に煮込みます)
・水:2.5リットル
・香味野菜:長ネギの青い部分(1本分)、生姜(薄切り1片)、にんにく(軽く潰して1片)、玉ねぎ(半分)
3.作り方
1)下処理(重要):鶏ガラは血合いや内臓を流水できれいに洗い流します。沸騰したお湯にサッとくぐらせ、表面が白くなったら一度取り出して再度洗います(これで臭みが消えます)。
2)煮込み: 鍋に水、下処理した鶏ガラ、豚肉、香味野菜を入れて強火にかけます。
3)アク取り:沸騰する直前に弱火にし、出てくるアクをきれいにすくい取ります。
4)じっくり煮出す:ポコポコと優しく泡が出るくらいの弱火(けして沸騰させて濁らせないこと)で、約2〜3時間煮込みます。
5)仕上げ:ザルにキッチンペーパーを敷き、スープをきれいに漉(こ)します。
2章 チャーシュー兼醤油タレ
1. チャーシュー 兼 「醤油タレ(かえし)」の作り方
スープで煮込んだ豚肉をタレに漬け込むことで、絶品チャーシューと、ラーメンの味を決める「タレ」を同時に作ります。
2. 材料
スープで煮込んだ豚バラ肉(または肩ロース肉)**:塊のまま
醤油:200ml
みりん:50ml
酒:50ml
砂糖:大さじ1
昆布:5cm角1枚
3. 作り方
1. 鍋にみりんと酒を入れて火にかけ、アルコールを飛ばします(煮切り)。
2. 醤油、砂糖、昆布を加え、砂糖が溶けたら火を止めます。
3. スープから取り出した温かい状態の豚肉を、このタレに漬け込みます(ジップロックなどを使うと便利です)。お好みで固ゆで卵を殻をむいて一緒に漬ければ、味付け玉子になります。
4. 1〜2時間漬けたら、肉(と玉子)を取り出します。残った液体がそのまま「特製醤油タレ」になります。
3章 香味油(ネギ油)
1. 香味油(ネギ油)の作り方
お店のラーメンの「そそる香り」の正体はこれです。スープにコクと蓋(保温効果)をします。
2.材料
サラダ油(またはラード):100ml
長ネギの白い部分(みじん切り):1/2本分
お好みで:ニンニクや生姜のすりおろし(小さじ1/2)
3. 作り方
1. 小さめのフライパンや鍋に油とネギを入れて弱火にかけます。
2. ネギがじっくりキツネ色になるまで、香りを油に移します。
3. ネギが焦げる直前で火を止め、油を漉します(カリカリになったネギはトッピングにしても美味しいです)。
4章 仕上げ(組み立て)
ここからはスピード勝負です。器をあらかじめお湯で温めておき、麺の茹で上がりと同時に仕上げます。
1.1人前の黄金比率
醤油タレ:30ml(大さじ2)
香味油:15ml(大さじ1)
熱々のスープ:300ml
中華麺(生麺):1玉
トッピング:切り分けたチャーシュー、味付け玉子、メンマ、刻みネギ、海苔など
2. 手順
1. 器の準備: 温めた器に醤油タレと香味油を入れます。
2. 麺を茹でる: たっぷりのお湯で、表示時間通りに麺を茹でます。
3. スープを注ぐ: 麺が茹で上がる直前に、器に熱々のスープ300mlを注ぎ、タレと軽く混ぜます。
4. 湯切り: 麺が茹で上がったら、しっかりと湯切りをして器に静かに入れます。
5. 整える: 箸で麺を綺麗に整え、チャーシュー、玉子、ネギなどの具材を素早く盛り付けて完成です!
※ 美味しく作るワンポイント:
ラーメンの美味しさは「温度」も重要な要素です。器、タレ、スープ、具材が冷たいと、せっかくのスープがぬるくなってしまいます。器やトッピングの具材は、できるだけ直前に温めておく(スープの鍋の蓋の上に乗せておくなど)と、格段にお店の味に近づきます。
まずはベーシックな醤油から、ぜひ休日にこだわりの一杯を作ってみてください!
